スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則
本の紹介です。
聞いてやってください。
スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則 (日経ビジネス人文庫)
- 作者: ハワード・ビーハー,ジャネット・ゴールドシュタイン,関 美和
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2015/06/02
- メディア: 文庫
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内容(「BOOK」データベースより)
自分に正直になる、自主的に考える、信頼を築く、責任をもつ、大きな夢をもつ…。リーダーとして、お客様に尽くす社員として、そして一人の人間として、大切な原則は人生のあらゆる場面で共通している。「人の心に活力と栄養を与える」という目標を胸に、北米地域だけで展開していたスターバックスを世界中に広めた立役者である著者が、「人を第一に考える」という企業文化を軸にして世界一に上り詰めていった軌跡と、仕事と人生で大切な10の原則を明かす。
この本は前職で、私がもっとも尊敬していた先輩から教えてもらった本の1つです。
教えてもらった当時は新入社員で忙しく読書をする時間がなかったので少し余裕が出てきだしたとき、というか転職を考えだしたときにふと本を思い出し読みました。
読み始めた時期
仕事に疑問を持ちはじめ、さらに自分自身がよくわからなくなってきた時(鬱の初期状況だったと思う。)
どんな人に読んでほしいか
何かが違うと思いながら仕事を行っている人。
日々が惰性してきた人。
目標を持って行動したい人。
一歩踏みだす勇気がほしい人。
皆さんに読んでほしいですけどね(笑)
感想
私の先輩はこの本をお薦めしてもらい退職しました。
当時の私には衝撃でした。入社2か月目くらい・・・
そして、私もこの本を読んで退職しました(笑)
ここから本の内容を少し紹介します。
ーかぶる帽子を一つにするー
自分が1番生き生きと感じるもものがわかる。
1つのことに集中。(かぶる帽子)
帽子の数が多過ぎると、他人の望む誰かのふりばかりして、自分でいる時間がなくなる。
人は誰でも自分の意思で人生を選ぶことができる。
世界でただ1つの帽子をかぶることは貴方にしかできない。
あなたが本当に大切なもの(かぶる帽子)を知ることこそが大切。
自分を好きになれる。隠し事も、何かのふりをしなくてもいい。自分をよく見せる必要もない
わかりやすく誠実に自分と他人を導くことができる。
心の奥深くで自分とその価値観に向き合い、それに正直に生きる。
自分を好きになれば結果はおのずと付いてくる
人生はあなたの生き方だ。自分を知り、ひとつの帽子をかぶり、言行を一致させれば、職場でも家庭でもあなたは学び、成長し、変化することが出来る。それがあなたと他人を導く価値観、つまり信念だ。
あなたが夢に向かって仕事をしていないなら、ただ仕事だからという理由で働いているのなら、あなたは間違った場所にいる。
職場が合わない場合、辛抱さは報われない。
辛抱強さが、報われるのは自分の価値観が仕事と一致しているときだけである。
恐怖心や間違った人生の優先順位から、自分に対してすら正直になれず保身を選ぶなら、あなたは目的と情熱を見失う。
やる気もでないし、結果もついてこない。
ごまかしたくなる気持ちに立ち向かうことが大切だ。
自分の帽子が吹き飛ばされないようにすること。
真実だけを見据えること。
例えそれが社長だったとしても、真実以外の人やものに従えば、あなたは負けたことになる。
条件付きでしか信頼されず、そこかしこに恐怖が蔓延する職場にいるなら、最高の仕事をするのはほとんど不可能に近い。
いつもびくびくすることがどれだけ時間の無駄か考えてほしい。
生産的なはずがない。
人間ならば誰でも不安や心配があるが、さらに組織やグループにまで恐怖が蔓延しているとすれば耐え難い。
その恐怖がどれ程現実的であろうとも、責任がどれだけ重かろうとも、真実に従えば、解決策が目の前にあらわれ、可能性を信じることができる。
目標を忘れないで集中し、自分に忠実であれば、どこでも状況を変革する力を手に入れることができる。
恐怖を真実の目で見つめ、恐怖に打ち勝ち、突破し、引き渡すために何ができるか考えよう。
この本の一言一言が私の心の中に突き刺さりましたよ(笑)
誰かの望む自分のために現状に妥協し、人の目ばかり見ている自分自身に嫌気がさしますよね。
中には、具体的な行動もせず噓をついて自分を必要以上によく見せようとする人もいますね。(私の前の先輩にもいましたが。裏のあだ名裸の王様(笑))
そういう人の尻拭いを誰かがしなければならないですよね。
他人の影響下で仕事をしても当然面白くないし成長もしませんよね。
人生という舞台の主役は私自身であって、その主人公が私自身でないはずがありません。
この本のかぶる帽子(つまり自分自身の考え方、理念)がしっかりしていれば状況を変えることはできると気付かされた本でした。
当時の私にはこのかぶる帽子が無かったので疑問を持ちながら仕事を続けていました。
最後に本の1文。
行動しなければ結果は得られず、自分の可能性を試すこともできない。影響を与え、変化を起こしたいと願うなら、行動すべし。なにもせずにのうのうとして、人生を無駄に過ごさないでほしい。
視界が開けてくる気がします。
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